派遣法改正のポイント

改正目的|同一労働同一賃金の実現

労働条件・賃金などの確認・照会の徹底


同一労働同一賃金の実現

まず、この改正の目的は、正社員と派遣労働者の待遇格差をなくすことです。つまり、同じ仕事をする場合、同じ給与や待遇を受けられるようになります。


労働条件・賃金の確認

次に、派遣先と派遣元の間で、正社員の待遇情報を確認し、派遣労働者の賃金を決定する必要があります。


派遣先均等・均衡方式

派遣先企業から正社員の待遇情報を得て、派遣労働者の賃金を決める方式です。したがって、情報提供がなければ、派遣契約は結べません。


労使協定方式

この方式では、派遣元と派遣労働者の間で賃金ルールを設定します。例えば、正社員と同等の賃金を得られることや、スキルアップによる賃金改善が含まれます。


派遣会社から派遣社員への説明義務

さらに、派遣労働者に対する待遇について、派遣会社は資料を用いてわかりやすく説明する義務があります。これは雇用時や派遣先決定時、または派遣労働者が求めたときに行います。


株式会社エーリンクの取り組み

株式会社エーリンクでは、これらの改正に対応するため、以下の取り組みを行っています。

  • 待遇改善の徹底:
    • 正社員と派遣労働者の待遇格差をなくすため、常に派遣先の情報を収集し、適正な賃金を設定しています。
  • 透明な情報提供:
    • 派遣労働者に対し、労働条件や賃金についての詳しい説明を行っています。説明はわかりやすい資料を用いて行い、労働者が安心して働ける環境を整備しています。
  • 継続的なスキルアップ支援:
    • 派遣労働者のスキルアップを支援し、キャリア形成をサポートしています。スキル向上に応じて賃金の改善も行っています。

以上が2020年の派遣法改正の主なポイントです。詳細については厚生労働省のパンフレット「派遣労働者の≪同一労働同一賃金≫の概要」をご覧ください。

派遣労働者の同一労働同一賃金の概要