傷病手当金について - 株式会社エー・リンク

こんにちは、株式会社エー・リンク新着情報です。今回は、傷病手当金についてわかりやすくご説明いたします。

まず、傷病手当金は、業務外の理由で療養が必要となり仕事ができなくなった場合に支給されます。具体的には、仕事ができなくなった日から3日経過後の4日目から開始されます。

次に、同じ病気やケガについて、支給開始日から1年6か月を超えない期間が対象です。

それでは、1日の支給額について説明します。これは、直近12か月の標準報酬月額を平均した額の30分の1の2/3です。具体的には、休業した日ごとに計算されます。

一方、例外もあります。例えば、国共済・地共済の場合は、標準報酬月額の22分の1の2/3が支給されます。さらに、私学共済の場合は、標準報酬月額の22分の1の80%が支給されます。

また、被保険者期間が12か月未満の場合は、次のようになります。

さらに、平成29年度の支給件数については次のとおりです。

続いて、継続給付について説明します。資格喪失時に受けていた傷病手当金は、資格喪失後も同じ保険者から継続して受給できます。これは、出産手当金等の現金給付にも同様に適用されます。

また、継続給付の支給要件については以下のとおりです。

さらに、継続給付の支給額は資格喪失前と同様に、直近12か月の標準報酬月額の30分の1の2/3が支給されます。

最後に、支給期間の制限について説明します。

これからも株式会社エーリンクをよろしくお願いします。ご不明な点がありましたら、お気軽にお問い合わせください。